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私立高校は、公立高校と違ってお金が2倍ぐらい掛かります。
学費を払うのが難しいと、私立高校に行くお金がないと焦ってしまう親御さんもいらっしゃるかもしれません。
実際、私立高校は入学金も高いので、それが払えないでピンチという方もいらっしゃいますが、そういった時の対処法も含めてお伝えしていきます。
目次
私立高校ってやっぱり高い
私立高校と公立高校で掛かるお金は、文部科学省が発表した平成27年度私立高等学校等授業料等の調査結果についてを見ると、こんなに違うことが分かります。
私立高校 | 公立高校 | |
---|---|---|
入学金 | 162,362円 | 5,641円 |
授業料 | 390,578円 | 118,800円 |
施設整備費等 | 169,362円 | – |
合計 | 722300円 | 359782円 |
統計データを見てもお分かりのように、私立高校は公立高校に比べてトータルで掛かる金額が2倍以上します。
そして、私立高校で厄介なのが、やはり入学金です。
公立高校では数千円で済むところが、私立高校の場合は十数万円掛かってしまうので、家計が厳しい場合は、入学金をすぐに準備出来ない場合もありますよね。
私立高校の入学金や学費が払えない場合の対処法
では、私立高校の入学金や学費を払えない場合は、どういった対処法があるのでしょうか?
国の支援制度を利用する
高校生に対する国の支援制度は大きく分けて2つあります。
高等学校等就学支援金制度
2010年4月からスタートした制度です。
公立・私立を問わず、学生の保護者の年収が一定以下(目安としては年収910万円ぐらい)であれば、基本的に月額9,900円の就学支援金が支給されます。
高校生等奨学給付金制度
2014年度からスタートした制度です。
低所得世帯(非課税世帯)に対して、年額7万~13万円の支援を受けることが出来ます。
ただ、実際にどれくらい支給をしてもらえるかは、家族の状況や都道府県によっても異なって来ますので、詳しくは最寄りの自治体へお問い合わせ下さい。
教育ローンを利用する
日本政策金融公庫が管轄している国の教育ローンでは、中学校卒業以上の子供に対して融資を行っています。
ですから、私立高校へ行くお金がない人も、利用することが可能です。
国の教育ローンは最高350万円まで借入れが可能で、金利も1.76%と低金利と便利です。
ただ、入金までに時間が掛かるので、お金が必要な時期の1~2ヶ月前ぐらいには申込む必要があります。
また、国の教育ローンよりは、若干、金利が上がりますが、銀行でも2~3%程度の低金利で教育ローンを組むことが可能です。
カードローンは入学金の借入れに有効
実際、私立高校に行くお金がない場合、最も手っ取り早い方法は教育ローンを組むことです。
ただ、教育ローンは実際に入金されるまで時間が掛かってしまうため、申込むタイミングがずれこむと、入学金の支払いに間にあわない場合があります。
入学金を払えなければ、やはり入学は取り消しということになってしまうので、そういった最悪の事態は絶対避けないといけませんよね。
そういった場合は、教育ローンに比べれば、さらに金利が上がってしまいますが、カードローンを利用すれば、即日融資も可能なので、すぐにお金を調達することが可能です。
また、消費者金融では、一定期間は無利息の期間を設けているカードローンもありますので、そういったところも有効活用しながら、対応していくと良いでしょう。
私立高校に行くお金がないというピンチになっても、教育ローンやカードローンをうまく組み合わせれば、何とか乗り切ることは可能ですので、がんばってみてください。
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