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日本人は借金が嫌いというイメージがありますが、状況によっては、ついついお金を借りてしまう方もいらっしゃるかと思います。

では、借金がある人の割合はいったいどれくらいなのでしょうか?

日本人の借金について

借金している人の割合はいったいどのくらい?

金融庁のホームページでは、平成30年3月時点の貸付件数が公表されています。

平成30年3月時点での貸付総件数は1961万8591件となってます。

これが現在日本で借金をしているすべての件数です。

この件数を日本の総人口1億2000万人で割ることで借金をしている人の割合を算出することが出来ます。

この計算をすると16.3%。つまり日本人で借金をしている割合は16.3%であり、6人に1人は何らかの形で借金をしている計算になります。

ただ、この計算式だと、赤ちゃんや老人も含んだ全人口で計算したことになっています。

20歳未満の未成年や収入のない老人は借金ができないことを考えて計算しなおすと、全国民の成人の4人に1人以上は何かしらの借金をしていることになるのです。

これだけたくさんの人が借金をしているという事実を鑑みると、あなたの職場にも借金がある人が実はたくさんいるのかもしれませんね。

借金の総額は平均いくらなの?

では、借金をしている人の平均借金額はいくらなのでしょうか?

こちらも金融庁のホームページによると、平成30年3月時点の貸付残高、つまり借金の総額は6兆4882億円と公表されています。

とても膨大な金額ですが、この金額を借金の総件数1961万8591件で割ってあげると借金1件当たりの借入額を知ることができます。

計算すると約33万円という数字が導き出されます。

つまり、借金をしている人の平均は33万円ぐらいだという事がわかります。

もちろん一人で何件も借り入れをしている場合があったりするでしょうから単純に考えることはできません。

それでもおおよその金額を知ることができるのではないでしょうか?

借金をしている人の特徴

ついつい借金をしてしまう人には共通する特徴があるようです。

もちろん、ギャンブルが好きな人やお金にだらしがない人が借金をする、というイメージもありますが、それ以外にもこんな人も注意が必要です。

それなりの収入があって油断している人

「借金をする人は収入がない(少ない)んじゃないの?」と思われがちですが、実は借金をしてる人にはしっかりとした収入がある人も多いです。

もちろん、稼いだお金を堅実に貯金していく方もたくさんいらっしゃいます。

しかし、その一方で、借金しても「また働いて返せばいいや」と気軽に考えてしまうため、ついつい借金をしてしまう人がいるのも事実です。

また収入がある人はそれに比例して付き合いなどの出費がかさむことも多いため、自分は収入がそれなりにあるから大丈夫だなんて思っている人も油断は禁物です。

断れない性格である

人に何かを頼まれたら断れない、という人も要注意です。

自分は借金するつもりがなかったとしても「お金を貸してほしい」と頼まれると断り切ることができず、無理しても用立てしまったり、連帯保証人になってしまったりするのです。

借金の経験がある

一度でも借金をしてきちんと返した実績がある人も注意したほうがよいでしょう。

「キチンと返済したんだからいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、一度借金をしてすぐに返済できた人は借金に対するハードルが下がっており、何度も繰り返してしまう傾向があります

返済を繰り返すことで信用も付き、だんだんたくさん貸してもらえるようになるため、借金の額も徐々にエスカレートしやすくなってしまうのです。

まとめ

借金をしている人は意外と多くやむを得ない事情もあるはずですから必ずしも悪いことではありません。

ただ、借金をしやすい人には特徴があり、負のスパイラルに陥りがちですから注意が必要です。

他の人に借金があるかどうかを考えるよりも、自分自身の中に借金が増えてしまう要因があるかどうかをしっかり見極めながら、お金のコントロールをしていくようにして下さい。

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