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生命保険を滞納しても、信用情報に傷がついてしまうことはありません。
しかし、滞納を放置していると生命保険が失効して、結果的にもっと大きなリスクを抱えるデメリットがあります。
ここでは、生命保険の支払いを遅延してしまった場合に失効するタイミングや、万が一、失効してしまった場合の対処法についてお伝えしていきます。
目次
生命保険で滞納したらすぐに失効される?
生命保険では1度滞納をしても、すぐに失効されることはありません。
住友生命保険やアフラックなど主要な保険会社では2ヶ月滞納したら失効されるというケースが一般的です。
また、保険料の支払い方法によっても失効されるタイミングは違って来ます。
月払いの場合
月払いで、よく行なわれている方法は、生命保険を2カ月分、滞納をしたら翌月1日から失効されるというパターンです。
例えば、支払い期限が27日の場合、翌月の1日から月末までが猶予期間となります。
そして猶予期間の間に、滞納を解消しなければ翌々月の1日から失効ということになります。
半年払いや年払いの場合
年払い払いや年払いの場合は、支払いが出来なかった月の翌月1日から翌々月の契約応当日(※)までが猶予期間となります。
※契約応当日とは、契約後の保険期間中に半年ごと、あるいは毎年迎える契約日のことを言います。
そして猶予期間までに支払いが行なわれなければ、その翌日から保険が失効されます。
自動振替貸付がある場合
猶予期間が与えられる理由は、引落し用の口座にうっかり入金をし忘れてしまうことがやはりあるからです。
通常、生命保険の支払いを滞納すると、猶予期間の月に、ハガキや電話でその月は滞納分も合わせた分の引落しを行なうという連絡があります。
ですから、そこで入金のし忘れに気づいて対応できるケースがほとんどです。
また、うっかりミスで滞納してしまうことを防ぐために自動振替貸付サービスを行っている保険会社もあります。
これは、契約者が入金をしていなかった時、生命保険会社が解約返戻金の範囲内で、自動的に保険料を立て替えて、契約を維持するというサービスです。
(自動振替貸付サービスは解約返戻金がある生命保険であることが利用条件となります。)
もし、立て替えがされたまま被保険者が亡くなってしまった場合は、支払わるべき保険金から立て替え金とその利息分(金利は3~4%)が差し引かれた額が支給されるようになります。
また、立て替え分と利息の合計が、解約返戻金を上回ると自動振替貸付は出来なくなり、生命保険が失効するのでご注意下さい。
生命保険の失効によるデメリット
ただ、それでも支払いを行なわず、生命保険が失効したら、失効した後に、
- 被保険者が亡くなっても保険金が支払われない
- 保険者が入院をしても給付金が支払わない
など大きなデメリットを被るリスクが生じてしまいます。
特に死亡保障は数百万円~数千万円単位での損失が生れてしまいます。
ですから、生命保険の滞納や失効を放置することは、出来るだけ避けることをオススメいたします。
生命保険が失効した場合の対処法
もし、生命保険を滞納を放置して、失効されてしまったら、以下の方法で対応をするようにして下さい。
生命保険を復活させる
生命保険は失効をした後も、基本的に3年以内であれば、復活をさせることが出来ます。
(保険会社によっては復活が可能な期間が1年というところもありますので、必ず保険会社に確認をするようにして下さい。)
ただ生命保険を復活させるには、
- 失効されていた期間の保険料を払う
- 健康状態などを改めて告知する
必要が出て来ます。
健康状態によっては断られることもあるのでご注意ください。
解約して安い保険プランに切り替える
どうしても生命保険を払えなくなったら、解約をするというのも一つの方法です。
もし、掛け捨てタイプでなく、解約返戻金があるタイプの生命保険であればお金が戻って来ます。
その上で、今の収入に合った安い保険プランに切り替えるのも良いでしょう。
保険料を安くするには、保障金額を安くするという方法もありますが、積立型から掛け捨て型に変えるというやり方もあります。
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