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中絶を検討している人の中には、費用が払えずに悩んでいる女性も多いです。
実際、中絶費用が払えない場合、分割払いや後払いは可能なのでしょうか？
ここでは、具体的にどういった対処法があるのか解説をしていきます。
目次
中絶ができるのは初期または中期まで
当然のことではありませすが、中絶はお腹の赤ちゃんの成長具合によって出来る時が限られて来ます。
妊娠期間は大きく3つに分けられます。
- 妊娠初期：4～15週(2～4ヶ月)
- 妊娠中期：16～27週(5～7ヶ月)
- 妊娠後期：28～39週(8～10ヶ月)
中絶ができる期間は、基本的には初期または中期までとなります。
もちろん、胎児の成長具合いによっても状況は変わりますし、個人差がありますので、必ず担当のお医者さんとよく相談するようにして下さい。
中絶費用の相場は？
中絶費用は保険の適用外となります。
そして、中絶費用の相場は、妊娠の週数が増えるほど、高くなります。
- 妊娠12週未満：10万～15万円
- 妊娠12週以降：20万～30万円
- 妊娠22週以降：中絶は禁止
中絶手術が受けられるのは22週未満までと母体保護法で定められています。
ただ、本来は母体への負担を軽減させるためにも12週未満で行なうのが良いですし、12週以降の中絶手術は受け付けていない病院もあります。
費用が安いだけで選んで良いのか？
中絶を行っている病院を探すと、安い費用で施術を行っている病院もいろいろとあります。
ただ、安いという観点だけで病院を探すと、思わぬリスクを負ってしまう可能性があります。
もし、中絶の手術でトラブルが起こると、不妊の体になってしまうこともあるので、お金以上に、きちんと対応をしている病院を選ぶようにして下さい。
中絶ピルはダメ
妊娠初期であれば中絶ピルで堕胎を行なうのはどうかと考える方もいらっしゃいます。
しかし、中絶ピルは日本で使用することも海外から購入することも認められていません。
実際、指定医以外が中絶を行なうのは、母体保護法で禁止されていますので、万が一、中絶ピルで堕胎をすると犯罪行為となってしまいます。
中絶費用が払えない場合は？
中絶を検討する方の中には、経済的に余裕がなくて、一括で中絶費用が払えないケースもあります。
その場合、具体的にどういった対処法があるのかお伝えしていきます。
中絶費用を彼氏に払ってもらう
中絶費用は彼氏が全額費用を払うケースもあります。
しかし、彼氏も経済的な余裕がないため、中絶を希望していること多く、男性が払えないこともあります。
逆に、妊娠の話を聞いて、突然、態度が変わり、女性との関係を終わらせて、中絶費用の支払いも拒否する最悪の男もいます。
実際、望まない妊娠をしてしまった場合は、男性と女性両方に責任があると言えるので、基本的に中絶費用は折半で行なうケースが多くなっています。
いずれにせよ、本当に中絶をするかどうか、あるいはお金の問題をどうするかという点について、彼氏とよく相談をするようにしてして下さい。
親に払ってもらう
望まない妊娠をしてしまった場合、親に相談をしてお金を払ってもらうのも一つの方法です。
ただ、実際、親には黙って中絶をしたいという方は多いです。
ちなみに、法律上では中絶をする場合、相手の男性(或いは配偶者)の同意は必須となりますが、親の同意は必須ではありません。
ただ、病院によっては、責任が生じる問題でもあるので、未成年である場合は、親の同意書を必須としている病院は多いです。
分割払いや分割払いは可能？
一括払いが難しい場合、分割払いや後払いが出来れば良いのかもしれませんが、基本的にそのような支払いに対応している病院は、まずありません。
また、病院で分割払いや後払いが難しい場合は、クレジットカードで払って、クレジットカード会社に対して分割払いやリボ払いで払おうと考える方もいらっしゃいます。
しかし、クレジットカードに対応しているのも都市部など、一部の病院に限定されてしまうので、支払い方法に関しては、事前に必ず確認するようにして下さい。
子供を産むという選択肢
中絶費用を払えない場合、カードローンなどから、お金を借りて費用を払うのも一つの方法かもしれませんが、やはり中絶はお勧めしたくありません。
法律的には、22週未満であれば中絶は可能ですが、やはり一人の大切な命が失われることに変わりはないからです。
実際、お金の不安を抱えながらも、思い切って子供を産んで何とか乗り切っている方はたくさんいらっしゃいます。
ですから、お腹の赤ちゃんのためにも、極力、中絶を避けるという方向性で検討されることを願っています。
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