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葬儀費用の相場は200万円弱掛かると言われており、実際に葬式代がないと悩む方は多いです。
そこでここでは、葬儀費用を安く済ませることが出来る7つの方法をご紹介していきますので、ご参考にして下さい。
目次
葬儀費用を安く済ませる方法
家族葬にする
家族葬とは、葬儀に参加する人達を、家族や親しい友人などに限定して、小規模な形で安く葬儀を行なう方法です。
家族葬であれば、葬儀費用を30~50万円程度に抑える済ませることが出来ます。
実際、最近は、近所付き合いが少なくなったという社会的な背景もあり、家族葬の需要は高まって来ていると言えます。
直葬にする
直葬とは、お通夜や告別式を省略して、火葬をするというやり方です。
主要な儀式がない分、参加者も少なくなり、家族など少数で行なう分、金銭的、かつ精神的な負担を軽くすることが出来ます。
この方法であれば、葬儀費用は20~30万円程度に安く済ませることが出来ます。
複数の葬儀社で相見積もりを取る
葬儀を行なう場合は、時間的に慌ただしくなってしまう分、最初に見つかった葬儀社に依頼をしてしまう方も多いです。
しかし、葬儀費用を安く済ませたい場合は、そこで相見積もりを取ることが大切となってきます。
ただ、見かけ上の費用は安くても、後で追加費用などを取られるケースもあります。
ですから、見積書に内訳をはっきり記載してくれる業者や金額なども含めて丁寧に対応してくれる業者を選ぶようにして下さい。
市民葬・区民葬を利用する
市民葬や区民葬とは、各地域の自治体が公民館など公共の施設を利用することによって安く葬儀が出来る方法です。
この場合、葬儀費用の相場は30万円前後で安く済ませることが出来ます。
ただし、自治体の中には市民葬や区民葬に対応していないところもあります。
また、条件を満たしていないと利用できないケースもあるので、事前に確認をするようにして下さい。
補助金・給付金制度を利用する
各自治体では、補助金や給付金の制度を設けています。
もし、故人が国民健康保険(社会保険)の被保険者(被扶養者)であれば、3万円~7万円の範囲で支給してもらえるので、その分、葬儀費用を安く済ませることが出来ます。
ただ、これからの制度はちゃんと申請をしないと支給されないので、受取れる条件を見たしている方は必ず忘れずに申請を行って下さい。
香典を葬儀費用に充てる
香典は故人と参加する方との関係や、その方の年代によっても相場は違って来ますが、一人あたり数千円~10万円の範囲で頂けるようになります。
もちろん、その香典費用を葬儀費用に充てても良いですし、その分、安く済ませることが出来ます。
相続財産を葬儀費用に充てる
亡くなった方によっては財産を残している方もいらっしゃるので、その相続財産を葬儀費用に充てることによって、安く済ませようになります。
ただし、相続財産を実際に受け取れるのは葬儀後となります。
そこで遺書を確認したり、法定相続人に中で話し合ったり(もちろんそこでトラブルになるリスクもあります)、最終的に相続手続きが完了するまでには時間が掛かります。
実際、葬儀費用は、その前に葬儀社などに対して支払わないといけないので、最初は何らかの形でお金を準備しておく必要があります。
葬儀費用を安く済ませる場合の注意点
ここでは、葬儀費用を安く済ませる方法をいくつかご紹介してきましたが、注意しなければならないこともあります。
それは、あまり葬式費用をあまり安くしようとし過ぎると、親戚との関係がギクシャクしてしまう可能性があるということです。
また特定の宗教を信仰されている方は、お寺との関係について気を付ける必要があります。
ですから、実際にどれくらいの規模をお葬式をするかという点については、周りの方々とよく相談するようにして下さい。
また必要に応じて、ローンを組んだり、キャッシングをしたりしながら、故人をしっかりお見送りする努力をしていかれることをオススメいたします。
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