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NHKと契約してしまったけどNHKなんてそもそも見ないし受信料払うの嫌だなぁ、そんな風に思っている人って意外と多いみたいです。
特にお金がなければ尚更ですよね。
どこに引っ越したかなんてNHKにはわからないんだから受信料を滞納したまま引っ越してしまえばそのまま踏み倒せるかも?
なんて良からぬ事を考える人も・・・
でも本当にNHKの受信料を滞納したまま引っ越してしまえば踏み倒せるのでしょうか?
今回は引っ越しとNHKについての関係を見ていきます。
目次
引っ越しをすればNHKは自動解約になる?
まず、引っ越しをするとNHKとの契約は自動的に解約されるのかといったポイントから見ていきます。
結論から言えば、引っ越しをしてもNHKとの契約は解約されることはありません。
基本的にNHKは受信者からの届け出がない限り、契約内容を変更することはないからです。
忙しくて解約を忘れていてそのまま放置していた場合、新しく引っ越した先でNHKと契約を結んでしまえば、最悪の場合、受信料が二重に徴収されてしまうこともあり得ます。
また、一人暮らしをしていた人同士が結婚して世帯が一緒になったにも関わらず、旦那さん、奥さんがそれぞれ受信料を徴収されていたというケースもあるようです。
正当な理由を証明できる場合はあとから申し出れば返金にも応じてくれるようですが、引っ越すときは必ずNHKとの契約を解約する必要があります。
NHKは引っ越しを把握できる!
では、引っ越しで滞納した受信料を踏み倒せるかどうかを知るために、NHKが引っ越ししたことをどこまで把握できるのでしょうか?
NHKは住民票を取得できる
NHKの受信料は自動解約ができないと聞いて「そうか!NHKは引っ越しの情報までは入らないんだ!」と早合点してはいけません。
NHKは表向きには「引っ越しに関しては一切把握していない、だから引っ越したとしても届け出がなければ解約できませんよ。」というスタンスをとっています。
しかし、実は引っ越しの情報もしっかり把握しているのです。
NHKを管轄する総務省はNHKが住所の追跡をするために住民票を利用することを認めており、「受信料を確実に徴収するために積極的に活用してもよい」という許可を出しています。
引っ越した先で早々にNHKの徴収員が「受信料契約をしろ」とやってくるのはたまたまではなく、住民票の異動という確実な情報をもとに訪問しているからだったのです。
ですから、これまで受信料を支払っていなかった人が「最近引っ越してきたので・・」なんて嘘をついてもばれてしまいますし、住民票を異動させれば分かってしまうのです。
住民票の異動を把握しているのであれば引っ越した時は自動で契約を変更してくれればいいのにと思いますが、そういうサービスは基本的にやっていません。
こういうところが受信料を支払いたくないと思わせるポイントなんですけどね・・・。
郵便局に出す転居届はNHKにも届く
引っ越しをする時は郵便局に転居届を出しますよよね。
この転居届を出さないと大切な手紙が新しい住所に転送されなくなってしまいます。
しかしこの郵便局に提出する転居届はNHKの住所変更手続きの役割も兼ねているってご存知でしたか?
転居届の右隅には「NHKの住所変更手続きがこの届出用紙で簡単にできます」と記載されています。
私たちが知らないうちに私たちの個人情報がNHKに流されているのです。
ちょっと怖い話ですが・・・
引っ越し業者から転居情報を入手している
NHKは引っ越し業者から転居情報を入手している、という情報もあります。
あくまでうわさレベルの話ですが、きっとそのくらいの事は朝飯前でしょう。
NHKに引っ越ししたことを知られたくないのであれば、
- 住民票を異動させない
- 郵便局に転居届を出さない
- 引っ越し業者を利用せずに引っ越す
必要があります。
しかし、NHKからの受信料を免れるために、そこまでのことをやるのは現実的ではありません。
また、住民票で住所変更を行わないと住民基本台帳法違反という犯罪になり罰金が科せられる可能性もあります。
引っ越しを利用して滞納した受信料は踏み倒せない
それでは本題に戻って滞納したNHK受信料は引っ越しすれば踏み倒せるのかについて見てみましょう。
まず、大前提として、引っ越しをして住所が変わっても滞納した受信料はチャラにはなりません。
あなたが受信料を滞納しているという記録はどこへ引っ越しても残ります。
そして、あなたが引っ越しをしたという情報と引っ越し先の住所はほぼ確実にNHK側にキャッチされています。
もしかしたら、うまく踏み倒せる可能性もゼロではありませんがあまりに不確実でリスクが高いやり方です。
そして、踏み倒している間も確実に未払いの受信料は増えていきます。
NHKは結構手ごわい・・・
実は、NHKの受信料徴収にかける執念はすさまじいものがあります。
ですから、単純に引っ越したからといって滞納した受信料を踏み倒せるなんて甘いことはほぼありません。
もし滞納したまま引っ越しを考えている方がいるのであれば一度考え直すことをおすすめします。
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