引っ越しを機にNHKを解約するには？自動解約は可能？

引っ越して心機一転、新しい地で新生活のスタートです。

せっかく引っ越したのであればこれを機にNHKの契約を解約したいなと思っている方もいらっしゃることでしょう。

今回は引っ越しを機にNHKの解約をする方法について紹介します。

NHKは引っ越せば自動解約される？

引っ越せばNHKが自動的に解約されるので引っ越し先で契約しなければ今後は受信料を支払わなくても済むと思っている方もいるようです。

しかし残念ながらNHK受信料は引っ越しても自動解約されることはありません。

むしろ引っ越しした時に古い住所でのNHK受信料の解約手続きを忘れてしまった場合、新たに引っ越し先でNHKと契約してしまうと受信料を二重で徴収される可能性すらあるのです。

引っ越した時はそのまま放置するのではなくきちんと「住所変更の手続き」を行いましょう。

NHKを解約するために引っ越したと嘘をついた場合

実際に引っ越す予定はないのにもかかわらず「引っ越すので解約したい」と言うとどうなるでしょうか？

一般的な転居の場合

転勤や住み替えなどで引っ越すといった場合は引っ越し先で受信料契約を結ぶ必要があるため、解約ではなく「住所変更の手続き」を行うように言われます。

これではかりに転居すると嘘をついた場合でもNHKの受信料契約を解約することはできません。

実家に帰る場合

実家に帰る、といえば「世帯同居の手続き」により受信料契約を解約させることは可能です。

しかし実家がNHKとの契約を結んでおらず受信料を払っていない場合、この手続きを行う事はできません。

また、もし万が一引っ越していないことが後からバレてしまった場合、最悪の場合には訴えられる可能性もあるようです。

「急に実家に帰らなくてよくなった、受信料契約は後日結ぼうと思っていた」と言えば大事になることはないとは思いますが、あまりおすすめできる方法ではありません。

NHKを本気で解約したいなら

テレビを処分することも考えてみよう

引っ越しを機に心機一転、本当にNHKとの受信料契約を解約したい！というのであれば、テレビを処分するということを選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか？

NHKの受信料契約はテレビを持っていれば義務ですが、テレビを持っていなければ行う必要はありません。

テレビがない生活なんて考えられない、と思われるかもしれませんが、今は必要な情報はスマートフォンやパソコンを使ってリアルタイムで確認できる時代です。

バラエティ番組もコンプライアンスの関係で昔ほど面白くありませんし、テレビを見なくても実はそれほど困ることはないのかもしれません。

NHKの解約方法は？

テレビを処分したのであれば堂々とNHKの受信料契約を解約することができます。

NHKの受信料契約を解約するためにはNHKのフリーダイヤル（0120‐151515）に電話をして、引っ越しを機にテレビを処分するので解約したい、とハッキリ伝えましょう。

すると、NHK側から色々質問されることでしょう。

しかし、本当にテレビを処分するのであれば何も臆することはありません。

テレビを処分した証拠としてリサイクル券などの書類の提出を求められることもあるかと思いますのでリサイクル券などがあれば保管しておきましょう。

また、引っ越し先の住所を聞かれることもありますが、言いなくなければ伝える必要はありません。

しかし、スムーズに解約手続きを進めるためには問題ないのであれば伝えてしまっても良いでしょう。

受信料を口座引き落としやクレジットカード払いにしているのであれば、解約の手続きの前に受信料の支払い方法を振込に変更しておくのも良いと思います。

振込に変更しておけば受信料の支払いの主導権をNHKに握られることはなくなります。

まとめ

NHKの受信料契約は引っ越ししても自動的に解約される訳ではなく、自分で解約手続きを行う必要があります。

また、引っ越すと嘘をついてNHKの受信料の支払いを免れようとするのもお勧めできません。

本気でNHKとの契約を解約したいのであれば思い切ってテレビを処分してみるのはいかがでしょうか？

その方が、スッキリするかもしれませんよ。