カードローンは勤続1年未満でも審査に通ることは可能？

カードローンの申請をする際は、勤続年数が1年以上あることが望ましいと一般的に言われています。

では、勤続年数が1年未満だと審査に落ちてしまうのでしょうか？

ここでは、カードローンの審査と勤続年数の関係や勤続年数が短い場合に気を付けるべき点についてお伝えしていきます。

審査に通る勤続年数を明示しているカードローンはない

実際、カードローンの中で、勤続年数が1年未満であればダメだと言っているところはありません。

なぜならば、カードローンの審査は、勤続年数だけでなく他の要素も含めて総合的に判断されるからです。

ただ、あくまでも一般論の話をお伝えすると、勤続年数が

• 1年以上：審査に通りやすい
• 半年以上1年未満：審査に通る確率が下がってくる
• 半年未満：審査に通るのが厳しい

と言われてはいます。

勤続年数が1年未満だと、その人は勤続年数が長い人に比べて、会社を辞める確率が高いと判断されてしまうからです。

ですから、より確実にカードローンの審査に通りたい場合は、勤続年数は1年以上ある方が望ましいということになります。

勤続年数が1年未満でもカードローンを持ちたい場合は？

では、勤続年数が1年未満でもカードローンを持ちたい場合はどうすれば良いのでしょうか？

ここでは3つの観点をお伝えしていきます。

他の属性が良ければチャレンジしてみる

もし、勤続年数が1年未満でも、以下のように他の属性が良いのであればチャレンジしてみる価値はあると言えます。

• 職場が安定している(公務員、大企業)
• 正社員である
• 他社からの借入残高がない(少ない)
• 年収が高い
• 家が賃貸ではなく持ち家である
• 新入社員である(転職ではなく新入社員という形であれば信頼されやすくなります)

限度額を少な目にしておく

もし、最初から50万円、100万円以上カードローンで借りたい場合は、勤続年数が1年未満だと審査に通るのは難しくなってきます。

しかし、希望限度額が10万円ぐらいの範囲であれば、勤続年数が1年未満の方でも可能性は出て来ます。

ですから、勤続年数が短い場合は、まずはたくさんのお金を借りることよりも、審査に確実に通ることを優先させることが大切です。

申込み過ぎない

勤続年数が1年未満の人達の中には、少しでも審査に通る確率を高めるため、3社、4社同時に申込む人達もいらっしゃいます。

ただ、複数のカードローンに同時に申込むと、カードローンの会社はお互いに情報を共有しているため、お金に困っている人だと思われて審査に落ちやすくなります。

ですから、同時にカードローンを申込む場合でも2社ぐらいまでにとどめておくことが大切です。

嘘をついてはいけない

最後に、勤続年数が1年未満だと書き方について考えた挙句、嘘の勤続年数を書く人も時々いらっしゃいます。

しかし、カードローンの審査をする人はプロなので、勤続年数をごまかすと他の要素から判断されてバレる確率が非常に高くなります。

勤続年数が4年の人が5年と書いてしまったりするのであれば、それほど大きな問題にはなりません。

ただ、勤続年数が1年未満の人がごまかすと悪質だと判断され、その段階で確実に審査に落ちてしまいます。