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銀行やカードローンでお金を借りる場合は、まず本人確認の書類が必要となります。
そこで一番有効なのは運転免許証です。
ただ、人によっては免許証を持っていない人達もいらっしゃいますよね?
ここでは、そういった場合、パスポートでもお金を借りることは可能なのかという点や、その場合の注意点について解説をしていきます。
目次
パスポートが有効な身分証明書である理由
結論から言うと、パスポートは運転免許証の次に、場合によっては同じくらいの効力を持つ身分証明書です。
その理由は、パスポートは顔写真付きの身分証明書だからです。
顔写真付きの身分証明書は、運転免許証やパスポート以外は、ほとんどないので、その分、お金を借りる際、パスポートの重要性は高いと言えるでしょう。
パスポートを利用する場合に注意する点
ただし、パスポートでお金を借りる場合は気を付けないといけない点があります。
住所と電話番号は正しく記載されているか?
人によっては、パスポートの最後のページにある所持人記入欄に住所や電話番号を書いていないケースがあるということです。
ですから、パスポートでお金を借りる場合は、事前に住所と電話番号を記入するようにして下さい。
また、パスポートに住所と名前が記載されていても、それが現在の情報と異なる場合は、住民票の写しや公共料金の領収書など追加の書類を提出されてしまうので、その点も注意して下さい。
有効期限切れになっていないか?
パスポートを持っていても、有効期限切れになっていれば、基本的に本人確認書類として利用することが出来ません。
ですから、その場合は事前にパスポートの更新を行なうか、別の書類で本人確認書類を行なう必要が出て来ます。
ただ、有効期限が切れたパスポートを更新する場合は、最低でも1週間以上掛かりますし、有効なパスポートを更新する場合と違って、戸籍謄本(抄本)など追加の書類が必要となってくるので、何かと不便かもしれません。
さらにパスポートの更新費用も5年で11,000円、10年で16,000円(東京の場合)、掛かってしまうので、お金がない時だとキツイかと思います。
しかし、パスポート以外の身分証明書となると、健康保険証や住民票などが候補となってきますが、顔写真がないという点で、本人確認書類として効力は落ちます。
ですから、その場合は書類を組み合わせることによって対処するという方法もあります。
また最近は、マイナンバーカードでお金を借りれる消費者金融も出て来ています。
マイナンバーカードは顔写真付きなので、今後、本人確認書類として有効だとする消費者金融や銀行は増えてくるかもしれません。
パスポートだけでお金を借りることは可能?
では、パスポートだけでお金を借りることは出来るのでしょうか?
この点に関しては、いくら借りようとしているかによって違ってきます。
消費者金融の場合、貸金業法で以下のような基準を満たす場合は本人確認書類(パスポートなど)とは別に、収入証明書が必要となってきます。
- 1社の利用限度が50万円を超える場合
- 複数の貸金業者からの借入額の合計が100万円を超える場合
つまり、逆の見方をすれば、この基準を満たなければパスポートだけでお金を借りれるということになります。
(ただし、消費者金融によってはこの基準を満たしていなくても収入証明書の提出を求める場合がありますので、事前にご了承ください)
また、銀行のカードローンは、貸金業法の適用外となっており、借入額がいくらまで収入証明書が不要となるかは、各銀行の規定によって異なります。
実際、借り入れ金額が100万円、200万円までは収入証明書が不要となり、パスポートのみでお金が借りれるケースもありますので、詳しくは各銀行のカードローンに問い合わせてください。
パスポートがあればお金を借りることは十分可能なので、運転免許証がない場合、是非、パスポートをしっかり有効活用して下さい。
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