運転免許証だけでお金を借りる方法と注意点

急にお金が必要となった場合、手元の身分証明書は、運転免許証しかないということってありますよね。

そんな時、免許証だけでお金を借りることは可能なのでしょうか？

ここでは、その方法や注意点について解説をしていきます。

運転免許証だけでお金を借りる条件とは？

運転免許証だけでお金を借りることは十分可能です。

ただし、以下のような条件があるので、事前に押さえるようにしておいてください。

免許証の住所が現住所と合っている

免許証には住所の記載欄がありますが、その住所が現在の住所と違っている場合は、以下のような追加書類の提出を求められてしまいます。

• 税金を納めた際に発行された領収書や納税証明書
• 社会保険料の領収書
• 公共料金(電気、水道、ガス会社、NHK)の領収書
• 住民票の写し、あるいは住民票の記載事項証明書

(実際に必要な書類はカードローンによっても異なって来ます。)

追加の書類を求められると、思わぬ手間が発生することもありますので、住所は事前に確認するようにして下さい。

収入証明なしにする条件を満たしている

カードローンを申込む場合、基本的には、

• 本人確認書類
• 収入を証明する書類

の2種類が必要となってきます。

ただ、収入を証明する書類に関しては、一定の条件を満たせば不要となる場合があります。

例えば、消費者金融の場合は、貸金業法で以下のような収入証明書の提出が義務付けられる条件として以下のルールが定められています。

• 1社のご利用限度額が50万円を超える場合
• 複数の貸金業者からの借入額の合計が100万円を超える場合

つまり、消費者金融でキャッシングをする際、他社に借り入れがなくて、希望限度額が50万円以下であれば、収入証明書は不要となり、免許証だけでお金を借りれるようになります。

(※消費者金融によっては、限度額に関わらず収入証明書の提出を求めているところもありますので、事前にご了承ください)

また、銀行の場合は、貸金業法のルールが適用されないため、独自のルールを設けているところが多くなっています。

ですから、借入れ希望限度額が100万円、場合によっては300万円以下であれば、収入証明が不要となるところもあります。

銀行よりは消費者金融

銀行のカードローンでも免許証だけでお金を借りることが出来るところはありますが、その銀行の口座や登録している印鑑が必要となってくるケースも多いです。

その一方で消費者金融は、キャッシングをする際の利便性を重視しているところが多いので、免許証だけでもお金を借りられる可能性が高くなっています。

ですから、免許証だけでより確実にお金を借りたい場合は、銀行より消費者金融のご利用をオススメいたします。

免許証がない場合は？

人によっては車を運転せず、免許証がないという方もいらっしゃいます。

その場合は、パスポートでお金を借りるという方法も可能です。

パスポートでお金を借りることも可能？気を付けるべき点は？

パスポートは免許証と同じように、顔写真が付いた身分証明書なので、かなり有効な本人確認書類だということが出来るでしょう。

他人の免許証でお金を借りるとどうなる？

身分証明書を準備できな人の中には、他人の免許証でお金を借りることが出来ないかと考える人も時々、いらっしゃいます。

しかし、その場合は、かなり高い確率でバレます。

なぜなら、振込キャッシングを利用したりする場合は、銀行口座の情報を提出するので、その銀行口座の名義と免許証の名義が異なると、そこで分かってしまうからです。

また、他人の免許証でお金を借りること自体が立派な偽造行為であり、犯罪行為に該当します。

実際、こういった手法は闇金業者が免許証を悪用して行なっているような行為でもあるので、同じようなことは絶対しないようにして下さい。