妊娠で退職してお金の不安が尽きない時の対処法

妊娠で退職をすることになるとお金の不安が一気に膨れ上がりますよね。

休業の場合は、いずれ職場に復活出来ますが、退職となると、将来的に良い仕事が見つかる保証もなくなります。

また、退職と休業ではもらえるお金の金額も異なって来ます。

そこで、ここでは、妊娠で退職する際に生じるお金の不安への対処法をお伝えしていきます。

妊娠で退職したらもらえるお金はあまりない！？

最初に少し厳しい現実をお話してしまいますが、妊娠が理由で退職をした場合、もらえるお金はあまりありません。

もちろん、退職金制度がある場合は、会社の規定に応じてもらうことが出来ます。

しかし、以下のお金はもらうことが出来ません。

失業保険

通常、雇用保険に入っていた人は、退職をして次の仕事を探す際に、失業保険が給付されます。

しかし、妊娠で退職をした人は、求職をしない立場なので、失業保険をもらうことが出来ません。

育児休業給付金

育児休業給付金とは、雇用保険には入っている人が、休業をしている間にもらえる給付金です。

しかし、妊娠で退職をすると雇用保険の被保険者でなくなってしまうため、給付金はもらえなくなってしまいます。

可能であれば休業という選択肢も

このように退職は休業の場合と違って、もらえるお金の額がかなり少なくなってしまう現状があります。

ですから、もし退職ではなく休業という形が可能な人は検討してみても良いのかもしれません。

退職後のお金の不安を和らげるために

しかし、やはり、妊娠で退職をせざるを得ない方は、どうしてもお金の不安を感じてしまうかと思います。

しかし、妊娠中に経済的不安のため、ストレスを抱えてしまうと、お腹の赤ちゃんにも良くないですよね。

そういった場合の具体的な対処法についてお伝えしていきます。

節約型のライフスタイルに切り替える

妊娠をする前は、子供がいなくて、かつ共働きという状態の方が多かったと思います。

その場合は、比較的、経済的な余裕が生まれやすいので、ちょっとした贅沢を楽しんで来た方もいらっしゃったでしょう。

もちろん、それは決して悪いことではないのですが、同じレベルの生活を退職後も続けていると、生活費が足らなくなる可能性が高くなります。

ですから、妊娠で退職をすることを契機にライフスタイルを節約型に切り替えると、人によってはかなりの金額を節約することが出来ます。

安い家に引っ越す、外食の数を減らす、携帯のプランを変えるなどなど、探してみれば意外に節約できる部分が見えてお金をの不安をそれなりに解消できるものです。

妊娠中も出来る仕事を探す

妊娠をして退職をしたら、まったく仕事が出来なくなってしまうかというとそういう訳でもありません。

在宅の仕事であれば、妊娠中でも行なうことは可能だからです。

例えば、SOHO(ランサーズ、クラウドワークス)のサービスを利用して、デザイン、IT、ライティングなどパソコンを使った仕事をすることも可能です。

また、お小遣いサイト(ポイント)を使ってお金を稼ぐ方法もあります。

主婦の方でも在宅でアフィリエイトをしながら月に100万円以上稼いでしまう人もいます。

在宅でもしっかり稼げるスキルを身に付けることが出来れば、お金の不安は一気に吹き飛ばすことが出来るでしょう。

ですから、妊娠で退職したことをきっかけに在宅ワークをメインとしたライフスタイルに切り替えていくことも一つの方法です。

出産時の助成金の制度をチェックしておく

出産をする際は、かなりお金が掛かります。

しかし、その一方で、様々な助成金の制度を利用することも可能です。

• 出産育児一時金
• 出産費用資金貸付制度
• 高額療養費

などなど、出産費用を安くするための制度はいろいろありますので、事前にこういった制度をフル活用できるよう早めに準備をしておくとお金の不安を軽減できるでしょう。

参考記事：出産費用が足りない場合は？差額分を払えない場合の対処法