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「しまった!レンタル商品返すの忘れてた!」ゲオなどのレンタルショップをよく利用する方であればこんな経験をしたことがある方も少なくないでしょう。

レンタル商品を返却期限内に返却しなかった場合延滞料金が発生しますが、この延滞料金を払わない方法ってあるのでしょうか?

ゲオのレンタル延滞金は踏み倒しできる?

返却期限を大幅に超えてしまった場合、レンタル商品がたくさんある場合そのまま無視して踏み倒してしまいたくなってしまうかもしれません。

そこで、レンタル延滞金の踏み倒しは可能なのでしょうか?

残念ながら、商品のレンタルはゲオとの契約ですから延滞料金を支払う義務が発生します

ゲオでレンタル会員証を発行する際に記入した申込書の契約約款には延滞料金に対する事項が詳細に記載されています。

そんなの読んでないよ!と思われるかもしれませんが、申込書にサインをして会員になったということは契約約款に同意したという事ですから、知りませんでしたというのは通用しません。

そして同意して会員になった以上延滞金を支払わないことは契約違反になりますから絶対にやってはいけないのです。

ゲオで延滞するとどうなるの?

では、ゲオでレンタルした商品が延滞するとどうなるのでしょうか?

ステップを踏んで見ていきましょう。

1. レンタルができなくなる

レンタル商品の返却を延滞しているとまず、その商品を返却するまでゲオでのレンタルサービスが受けられなくなります。

これは延滞している店舗のみならず全国のゲオでレンタルサービスを受けられなくなります

2. ゲオから延滞の電話がかかってくる

商品の返却期限を延滞して数日経つと、ゲオから電話がかかってきます。

「レンタル商品の返却期限が過ぎてますよ!」

というお知らせの連絡です。

ただし電話はゲオからのサービスであり延滞お知らせの電話がこないこともあります。

3. ゲオから延滞のハガキが来る

店舗によっては電話ではなくハガキを郵送する店舗もあるようです。

また電話連絡しても返却が行われなかった場合にハガキを郵送するといったお店もあります。

しかし、電話と同様ハガキもあくまでもゲオからのサービスです。

ハガキでの連絡がないこともあるので注意が必要です。

4. ゲオのブラックリストに載る

度重なる督促を無視した場合、延滞期間が長期にわたった場合、ゲオ本社のブラックリストに載ってしまう事があります。

ブラックリストに載ってしまうと一定期間会員資格をはく奪されてしまったり、強制退会といった処分もありえます。

5.弁護士から連絡が来ることも・・・

返却をずっと行わなかった時や延滞料金を支払わなかった時、最悪のケースとして弁護士から連絡が来る場合があります。

こうなると裁判まで発展して法的な処分を受ける可能性も見えてくるため、無視しておくことはできなくなります。

ゲオの延滞料金に時効はあるのか?

レンタル商品の延滞料金に時効ってあるのでしょうか?

民法174条5号を要約すると「ビデオ、CDのレンタル料金は1年で請求権が消滅する」という記載があります。

つまり1年以上経つと延滞料金は時効になるのです。

ある意味、この方法は延滞料金を払わない方法だと言えるのかもしれません。

ただし、まっとうな人間であれば借りたものを返すのは当たり前の事であり、法律で時効だと書いてあるから払わないというスタンスはいかがなものかと思います。

延滞料金の減額は可能か?

延滞料金には時効があるとはいえ、ルールとしてきちんと支払う必要があります。

しかし、あまりに膨大な延滞料金を請求された場合、泣き寝入りする必要はありません。

例えば、DVD1本を一年間延滞した場合、延滞料金300円×365日で10万9,500円にもなります。

これが複数本あった場合、2倍、3倍・・・と膨らんでいきますから恐ろしい料金になります。

延滞料金に上限金額はありませんが、ほとんどのレンタルショップではそのような膨大な金額を請求することはありません。

しかし店舗によっては厳しい態度で臨んでくる場合もあるようです。

そういった場合は、延滞料金を一切支払わないのではなく、妥当な金額に減額してもらうことを考えましょう

法律ではレンタル商品の延滞料金は、「通常生ずべき平均的な損害」要するにきちんと返却してれば発生していたであろう分の損害が認められています。

この解釈は店舗や商品によって異なりますが、常識的な金額として滞納したレンタル商品の購入代金+数千円といったところが妥当な金額でしょう。

交渉が苦手な方は消費生活センターや弁護士に相談するのもありでしょう。

まとめ

今回はゲオのレンタル商品の延滞料を支払わなくて済む方法について見てきました。

1年間の時効を待てば法的に延滞料金を支払う必要はなくなりますが、社会人としてそして常識のある大人として最低限のルールは守ったほうがよいでしょう

しかし、あまりに常軌を逸した延滞料金の請求には応じる必要はありません。

ゲオのレンタルの延滞料金を払わない方法というのはありませんが、減額することは可能なので、場合によっては消費生活センターや弁護士の力も借りながら交渉すると良いでしょう。

また、減額されても手元にお金がない場合は、一時的にお金を借りたりしながら、対処するのも良いかと思います。

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