親に借金の相談をすることはデメリットも多い！

どうしてもお金がない時に親から借金が出来ないか相談するのは実際どうなのでしょうか？

親に借金の相談をすることは確かにメリットもあります。

しかし、その一方で親だからこそのデメリットがあるのも事実です。

親に借金の相談をするメリット

親に借金の相談をする一番のメリットは、やはり金利が掛からないということです。

子供にお金を貸して利息を取ろうとする親はまずいません。

無利息で借金が出来れば、これほどありがたいことはありません。

多少返済が遅れても、余分な利息が掛からないことは借りる側にとっては大きな安心感を生み出します。

親に借金の相談をするデメリット

その一方で、親に借金をすることは、いろいろなデメリットやリスクがあることも事実です。

それは借金の相談を受ける親の立場から考えればすぐ分かることです。

もし、あなたが未成年であれば、困った時に親に頼るのはしょうがないと思います。

あなたは、親にとって、まだ扶養家族の立場にあるからです。

しかし、成人をしてから親に借金の相談をすると親はどう思うでしょうか？

成人してまで親のすねをかじろうとする子供に対して、普通の親であれば情けない気持ちになるでしょう。

場合によっては、泣きたい気持ちもになってきます。

借金の相談は親を苦しめる結果に

もちろん、親によっては収入が高くて、金銭的にも余裕があり、子供の相談に対して、柔軟に対応できる人もいるかもしれません。

しかし、一般の親だと、子供の教育費が高いという社会的背景の中、子供を高校や大学へ送るまでの間に、教育ローンなどで借金を抱える方も多いです。

そして、子供が大学を卒業して、やっと教育費が掛からなくなった時、普通の親であれば50代に突入しています。

現代は、年金があまりもらえない時代となり、親も老後のために、借金を返済するだけでなく、貯蓄も作る必要性が年々高まっています。

そんな時に、あなたが親に対してお金を貸して欲しいと言えば、下手をしたら、親の足を引っ張る結果となり、老後の生活を脅かすことにもなりかねません。

あなたを育てるために、必死になって苦労してきた親御さんに借金の相談をするというのは、年老いた親にさらにムチを打つ結果になってしまうとも言えるのです。

親に心配をかけたくない人は？

もちろん、親に借金の相談をする際、親に心配をかけたくない、あるいは親から怒られたくなりという理由で、うまい理由や言い訳を考える人もいます。

ただ、どんな上手な理由や言い訳を考えても、親から借金をするという事実自体が親により一層の負担を掛けてしまうことには間違いありません。

ですから、親に余計な心配を掛けたくない場合は、多少の利息が掛かったとしても、カードローンなどを利用した方が、かえって気が楽だとも言えるのです。

実際、無利息期間もあるカードローンを利用すれば、最初の一か月間ぐらいであれあ、親からお金を借りる場合と同じような効果があります。